きく

鈴虫で感じる秋の訪れ

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夕方から夜にかけてリーン、リーンと聞こえる声。
鈴虫の鳴き声で秋を感じる。鈴というよりは秋verの風鈴のようなイメージの音色。

虫の鳴き声は、海外では騒音と同じらしい。
日本語では虫の鳴く「声」と言っているのが、心地よく感じているのを表していると感じる。
昔から鈴のような音に聞こえていているから、この「鈴虫」という名になったのだろう。

鈴虫について調べてみた。鈴のような音色は羽で鳴らしているらしい。
鳴いているときの映像を見てみたが、羽が素早く動いていた。
ヤスリのような脈がある羽と、突起部分がある羽をこすり合わせて鳴らしているらしい。
楽器でいうとギロみたいなことかな。

1回、「リーン」と鳴くために、前ばねを40回以上も左右にこすっていて
羽と羽の間にある空間がコンサートホールのような役割をして響き渡らせている。
鳴くのはオスで求愛のためらしい。

鳴く仕組みを知ると、オスが一生懸命アピールしている音色ということになる。
そうなると応援してあげたくなるような、
こっちも頑張ろう!と思えるような声にも聞こえてくる

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